ホームドクター さかいクリニック

痔・肛門病

日本人の3割は「痔主」と言われるほど、身近な病気です。
恥ずかしがらずに専門医にご相談ください。

痔とは、肛門に発生する病気の総称で、日本人の3人に1人が患っています。二足歩行で歩く人間の宿命的な病気でもあり、ナポレオンや夏目漱石も痔で悩まされたと言われています。痔にはいろいろ種類がありますが、三大疾患と言われているのが、「痔核(いぼ痔)」、「痔ろう(あな痔)」、「裂肛(きれ痔)」です。男女差は無く10代〜20代の若い世代の方でも痔になります。
当院では、肛門専門医による専門的な治療を受けることができます。

痔核(じかく)や痔瘻(じろう)、裂肛(れっこう)など肛門周囲の病気など幅広く診療を行っています。また便秘・下痢に対する治療も精力的に行っております。

主な症状

肛門の痛み 肛門のかゆみ
排便時の痛み 血便
便秘 排便しにくい
下痢 肛門周囲のできもの

当クリニックの医師は日本大腸肛門病学会専門医(肛門病Ⅱb)であり、肛門専門病院での経験も豊富に持っております。大腸・肛門疾患なども含めた症状に対して、適切な診療が可能です。

いぼ痔(痔核)

痔のなかで最も発症頻度が高く痔疾患の50%程度を占めています。主症状として、出血・腫脹・脱出・疼痛があり、排便時のいきみなど長年の良くない排便習慣等によって肛門クッション部に負担がかかることにより生じます。肛門周囲の血行不良による血管(静脈叢)のうっ血も症状悪化の原因です。肛門の奥が腫れる内痔核と外側が腫れる外痔核があります。

【症状】
◎排便時に、血が出る。
◎排便後、便が出きっていない気がする。
◎肛門に違和感がある。
◎肛門のまわりにイボがある。
いぼ痔(痔核)

肛門の奥にできるいぼ痔(内痔核)

通常痛みはありませんので、排便時に出血をしたり、大きく腫れて肛門の外に出てきて初めて気づくことが多いです。脱出がなければ内服薬や軟膏で治療可能ですが脱出するようになるとメスを使った手術を行います。最近では、硬化剤を注射して固めてしまう「ジオン療法」も行われます。

ジオン療法(メスで切らない治療)

痔に直接「ジオン」というお薬を直接4箇所注入します。お薬により、痔に流れこむ血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。痛覚がない場所への注射ですので注射の痛みを感じることはありません。

ジオン療法

肛門の外に出てくるいぼ痔(外痔核)

スポーツをされる方、便秘などでいつもよりりきんだり、重たいものを持ち上げたりして肛門に負担をかけたときに小豆大のしこり(血豆)が肛門の縁にできることがあります。痛みが強くなければ内服薬や痔軟膏で治療が可能ですが、痛みが強い場合は麻酔をしてから5-10mm切って血栓を取り除くときがあります。

きれ痔(裂肛)

女性に多い痔で,特に20〜40歳代に好発します。硬い便が出る場合や勢いよく出る下痢便などにより肛門の皮膚が切れて起こります。排便時と、その後もしばらく痛みが続き、出血は少量で紙につく程度です。慢性化すると潰瘍(かいよう)になり、肛門が狭くなってしまうことがあります。痛みが強いわりに出血は少量なのが特徴です。通常は排便コントロールと内服薬・痔軟膏で治療が可能ですが、慢性化して潰瘍ができてしまうと手術が必要になる場合もあります。

【症状】
◎排便時の強い痛み
◎出血(量は少ない、トイレットペーパーに付く程度)
きれ痔(裂肛)

あな痔(痔ろう)

男性に多い痔です。肛門周囲膿瘍を作り痔ろうに進行します。肛門のくぼみに菌が入り込むと炎症が起こり(肛門陰窩炎),周囲に広がって化膿すると膿がたまります(肛門周囲膿瘍)。肛門周囲膿瘍が外に破れると膿が排出されるようになり,痔ろうとなります。
肛門周囲膿瘍ができると38-39度の発熱に加えて肛門周囲の腫れ,激しい痛みなどを生じます。痔ろうは膿がでるため、下着が汚れてしまうことで気がつく場合があります。肛門陰窩炎の段階なら抗生物質で治療が可能ですが,膿瘍・痔ろうになると手術が必要となります。

【症状】
◎肛門の周囲がはれてズキズキとした痛みがある
◎発熱(38~39℃)がある
◎おしりが熱をもっている
◎おしりから、膿が出ている
あな痔(痔ろう)
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